用語集

インジェクション
 熱可塑性プラスチックおよび熱硬塑性プラスチックの成形材料を、射出成形機のシリンダの中で加熱し溶融させたのち、射出プランジャまたはスクリュによって固く閉じた金型のキャビティの中に加圧注入充填し、固化あるいは硬化して成形品とし取り出す成形方法。
ストランドカット
 ダイから溶融樹脂を細いひも状(紐状)に押し出し、水槽へ引き込み冷却し、その後切断すること。
ルーダー加工
 押出機を用いて着色または再生ペレット加工をすること。
押出成形
 プラスチックを加熱シリンダ内で軟化溶融させ、スクリューで押出して 断面の形状が一定の製品を連続的に成形する方法をいう。これに必要な設備の基本要素は押出機、ダイ、引取装置の三者である。ダイの形状により、フィルム、シート、パイプ、プロフィル(異形材)などさまざまな断面形状の製品を作ることが出来る。
 バーゼル条約
 スイスのバーゼルで発効された一定の廃棄物の国境を越える移動等の規制について国際的な枠組み及び手続等を規定した法律。1992年に発効されました。バーゼル条約で有害廃棄物に指定されているのはPCBの他、医療廃棄物、廃鉱油、水銀化合物など45種類あり、これらの有害物質は今後、原則として生産・廃棄した国で処分することが定められています。
減容
 廃棄物のリサイクル・処理方法の1つ。廃棄物の中間処理工程において処分する容量を減少させることを指します。主な方法としては焼却、破砕、圧縮などが挙げられます。その他にも堆肥化や脱水、熱分解、溶融固化など、減容化だけでなく生成物そのものやエネルギーの再利用化といった側面を重視した手法も減容の方法に含まれます。
リターナブル容器
 使用済みの容器を回収、洗浄して再び使用する繰り返し使用が可能な製品を言います。具体例としては、ビールびんと一升びんなどが挙げられ、容器包装廃棄物の減少、資源の有効活用につながります。
廃プラスチック
 廃プラスチックとは、廃棄物処理法により定められた20品目の産業廃棄物の1つです。合成高分子系化合物に係る固形状及び液状のすべての廃プラスチック類を指します。
 具体的には廃ポリウレタン、廃スチロール(発泡スチロールを含む)、廃ベークライト(プリント基盤など)、廃農業用フィルム、各種合成樹脂系包装材料のくず、合成紙くず、廃写真フィルム、廃合成皮革、廃合成建材(タイル、断熱材、合成木材、防音材など)、合成繊維くず(ナイロン、ポリエステル、アクリルなどで混紡も含む)、廃ポリ容器類、電線の被覆くず、廃タイヤ、ライニングくず、廃ポリマー、塗料かす、接着剤かすなどがそれにあたります。
 処理方法としては次のようなものがあります。
 混合系や異素材との複合系の場合はリユース、マテリアルリサイクル、サーマルリサイクル(熱回収焼却、RPF化)、ケミカルリサイクル、埋立処分。
 発泡スチロール系は固化(インゴット化)しマテリアルリサイクル、溶解。
 その他(POM、PC、ABS樹脂、PA、PET、PS、PP、PE、PVC)は原料化でマテリアルリサイクル。
 また、単色・単一の種類である、汚れなど付着物がない、水濡れがない、という場合、有価販売できる可能性が高くなります。
サーマルリサイクル
 サーマルリサイクルとは、廃棄物を焼却処理する際に発生するエネルギーを回収し、熱回収することを指します。発電の他、燃料化、余熱利用などがあります。
ケミカルリサイクル
 ケミカルリサイクルとは、廃棄物に化学的な処理をして、原料に戻して利用することを指します。 熱や圧力を加えて石油や化学材料に戻すリサイクル手法であり、高炉の還元剤として利用する、コークス炉で化学原料化するなどの方法があります。
マテリアルリサイクル
 マテリアルリサイクルとは、廃棄物を原料として再利用することを指します。廃棄物を利用しやすいように処理し、新たな製品の原料・材料として使います。
 広義には、ケミカルリサイクルを含みます。