循環経済新聞(2016年8月22日)の本文です。

循環経済新聞(2016年8月22日)に記載の記事の原文になります。

リサイクル原料を含むプラスチック総合商社の弘英産業は、多層フィルムや複合フィルムのロス品、
容リパレットの粉砕物など主にサーマルリサイクルにまわしているものを再生利用してパレットを製造、
販売する事業を検討することになった。
国内の成形加工メーカーやリサイクル業者、ベトナムの現地法人などが持つ設備やノウハウ、ネットワークを生かす。
大石社長は「日本のリサイクル技術のレベルは高い。この設備とノウハウ再活用して、輸出や海外の需要家向け
の廉価なパレットを提案したい」と述べている。1984年の創業以来、プラスチック材料やプラスチック製品の製造プロデュース・販売、各種加工機などの
中古機械買取販売、海外事業の提案・コンサルティング、M&Aなどに事業を広げてきた。リサイクルも事業の
柱で、汎用樹脂からエンプラまでのリサイクル材料の買取販売、プラスチックリサイクル製品の
企画提案・販売を手がけている。
商社だけでなく、国内の日立工場とベトナム現地法人のコウエイベトナムが出資している合弁会社
「コウエイインダストリーズ」のビンズン工場で、コンパウンド加工やプラスチック成形品製造なども行っている。
同社の特徴は、成形加工メーカーやプラスチック容器包装を始めとするリサイクル会社からから買い取った中古機械
をそのノウハウと共に再度活用すること。2012年に設立したコウエイトダのビンズン工場はそのコンセプトで
つくられた。
ビンズン工場の現在の主力製品はプラスチックリサイクル材を使ったパレットとウッドデッキ。日本に向けて
廉価販売する一方で、ベトナムの日系企業などへの販売を強化している。